Stratasys J55 Pro

マルチマテリアルモノクロ3Dプリンター Stratasys J55 Pro

Stratasys® J55 Proは最大5種類の材料同時使用、混ぜ合わせが可能なマルチマテリアルモノクロ3Dプリンターです。既存機種のJ55 Primeからフルカラー機能のみを排除することで、機能や性能、安定性はそのままによりお手頃にJ55プラットフォームを使用することができます。白、黒、グレー、透明、ゴムライク、ABSライク材料を組み合み合わせて、リアルな試作や現場で求められる治具を高品質造形いたします。

コンパクトサイズで業界最高品質を実現

造形トレイを回転させヘッドの稼働を最小限に減らすことで、造形品質を向上させ「コンパクト」なのに「高品質」な造形を可能にしました。スモールオフィスや工場環境への複数台設置などニーズに合わせた使い方ができます。

高品質なグレースケール造形

発色性の高いVeroUltraWhiteS、VeroUltraBlackS、VeroUltraClearSや、ゴムライク樹脂ElasticoBlack、ElasticoClear、さらにはABSライク材料のDigitalABSといった高品質な材料を最大5種類まで組み合わせて造形が可能です。グレースケールの中間色を表現したり、部分的に透明材料を使用したり、モデルの硬度を調整したりと、必要な機能が凝縮されています。

幅広い物性の材料に対応

Stratasys J55ProはアクリルベースのUV硬化性材料を使用します。一般的な色付きの硬質材料の他、ラバーライク材料の「Elasticoシリーズ」、ABSライク材料の「Digital ABS」、皮膚接触*に対応した「VeroContactClear」、さらには従来機種でも対応していた低コスト材料の「DraftGrey」や高透明度材料の「Vero UltraClear」にも対応しております。ご用途に合わせて自由に材料を選択することが可能となっており、必要とされるモデルを手軽に造形できます。

空気清浄システム ProAero^™で消臭

オフィスフレンドリー設計

Stratasys J55 Proは、オフィスで使いやすい、コンパクト設計。
造形時も静か(53dB未満)でデザイナーの手の届く範囲に余裕を持って設置でき、使用することができます。

必要に応じて選べるサポート材”SUP710””WSS150”

Stratasys J55 Proでは2種類のサポート材が使用できます。寒天状で簡単に除去をすることができる「SUP710」とハンズフリー除去が可能な水溶性サポート材「WSS150」です。「SUP710」は手作業やWaterJet(水圧式サポート除去装置)を使用することで、最短数分でサポート除去が可能です。水溶性サポート材の「WSS150」は手作業のサポート除去では破損の恐れがあったり、数多い造形品のサポート除去をしなくてはいけない場合に強い味方となります。造形後に30～40℃程度の水に漬けるだけで、サポート材が溶けていきます。

Stratasys J55 Proの主な仕様

製品比較表