3Dプリントで制作した12足のシューズをパリのクチュールショーで披露！

イリス・ヴァン・ヘルペン（Iris Van Herpen）のクチュールショー「Wilderness Embodied」で、パリ・ファッション・ウィークの有名なキャットウォークに3Dプリントによる12足のシューズが登場し披露されたました。オランダの有名デザイナーであるイリス・ ヴァン・ヘルペンおよびレム・D・コールハース(Rem D Koolhaas)と協力して、ストラタシスの3Dプリンタで、自然の要素をモチーフにし、ファッションデザインの可能性を拡げる複雑な形状のシューズを多数制作しました。デザインプロセスについて語るイリス・ヴァン・ヘルペンとレム・D・コールハース、キャットウォークに登場した3Dプリントの靴をご覧ください。

デザインプロセスについて語るイリス・ヴァン・ヘルペンとレム・D・コールハース、キャットウォークに登場した3Dプリントの靴をご覧ください。 イリス・ヴァン・ヘルペンは次のように述べています。「私にとってファッションとは、常に自分自身の限界を定めて、その上でメッセージを発信することに他な りません。今回、レムと私は自然界の美しさと荒々しさを映し出せる何かを作りたかったので、シューズを通してこのコンセプトを実現できる可能性を秘めたプリントの技術を活用することに決めました。」

ストラタシスのConnexマルチマテリアルによる3Dプリントのドレス、イリス・ヴァン・ヘルペンとネリ・オックスマン授によるデザイン - パリ・ファッション・ウィーク 2013年1月

イリス・ヴァン・ヘルペンは次のように述べています。「私たちは、ネリ・オックスマン教授やストラタシスとプリントしたドレスを制作した前回のコラボレーション以来、3Dプリンタのテクノロジーが持つ品質、スピード、創造性を理解していました　それでもなお、3Dプリンティングが、歩行の際にかかる負担の下でも顕著なパフォーマンスを発揮できるような素晴らしいシューズを作れることには驚かされました。ストラタシスの硬質ブラックマテリアルは、ショーの観衆の目を引く光沢の靴を生み出す素晴らしい存在でした。」

ストラタシスのConnex 3Dプリンタによる靴。パリ・ファッション・ウィークにてイリス・ヴァン・ヘルペンのクチュールショーのコレクション向けにレム・D・コールハースがデザイン – 2013年7月

これは、建築の感化を受けた靴会社であるユナイテッド・ヌード（United Nude）のクリエイティブディレクター兼創設者のレム・D・コールハースにとって、キャットウォークで使う靴を完全に3Dプリントで制作する初めての機会となりました。　ヴァン・ヘルペンのインスピレーションを与えるアイデア、ストラタシスの3Dのプリンティングにおける革新性、ユナイテッド・ヌードの靴工学の専門知識という組み合わせによって、将来のシューズ・デザイナーが創造力を解放し、今までは考えられなかった新しいアプローチへのチャンレジの道を拓けるようになるとレム・D・コールハースは考えています。

ストラタシスのConnex 3Dプリントによる靴、パリ・ファッション・ウィークでのイリスヴァンヘルペンのクチュールショーのコレクション向けにレム・・コールハースがデザイン – 2013年7月

ストラタシス マーケティングヴァイスプレジデントのアリタ・マツォフ(Arita Mattsoff)は、次のように語っています。「我々は、これほど評判が高いコレクションで、これほど著名なファッション・デザイナーと再び仕事ができたことを心から喜んでいます。　イリス・ヴァン・ヘルペンとパリ・ファッション・ショーで仕事をしたのは二度目ですが、ストラタシスの3Dプリンティングを活用してファッションを再び構築し直す彼女の能力には驚くばかりです。我々は、3Dプリンティングがファッションの世界でも真の創造性を実現できるものと確信しています。デザイナーはもはや従来の製造による制約を受けません。　デザイナーは、想像できるものなら何でも実現することができます。　こうした理由で、我々は、プリンティングがますますファッションデザイン課程においても不可欠な要素になると予感しています。」

ストラタシスのConnex 3Dプリンタによる靴、パリ・ファッション・ウィークにて、イリス・ヴァン・ヘルペンのクチュールショーのコレクション向けにレム・D・コールハースがデザイン – 2013年7月

Connex500

高精細モデルを得意としたPolyJet方式。大きなモデルや複数モデルの同時造形も可能。

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