視覚的・機能的解剖モデルを造形できる3Dプリンター
「J5 Digital Anatomy」は独自の材料とソフトウェアにより、生体力学的正確さと機能性を持つ解剖モデルを造形できるコンパクトな高性能3Dプリンターです。この多色・多材料プラットフォームは、実際の臓器の外見だけでなく、質感や触覚フィードバックも再現します。ソフトウェアには、300以上の解剖学プリセットが設定されており、疾患状態や生理学的要因を模倣することができます。外科計画や訓練、医療機器の革新を目指す医療施設に最適で、動物実験等の使用を減らし、コストと環境負荷を低減します。
機種 | J5 Digital Anatomy |
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造形エリア | 最大1,174 ㎠/最大高190 ㎜ |
材料 |
■硬質カラー材料:VeroCyanV/MagentaV/YellowV/BlackPlus ■硬質汎用材料:VeroUltraWhite/UltraBlack/UltraClearS ■低コスト材料:DraftWhite ■軟質材料:ElasticoBlack/Clear ■生体適合性材料:MED610/MED615RGD™ IV/生体適合デジタルABS Plus™(MED531とMED515+の混合) ■DAP専用材料:TissueMatrix / BoneMatrix / RadioMatrix / GelMatrix |
視覚的・機能的解剖モデルを3Dプリント
J5 Digital AnatomyはUV硬化性アクリルレジンを使用するインクジェット方式のマルチマテリアル3Dプリンターです。シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック・ホワイト・クリアなどを混ぜ合わせて視覚的にリアルな臓器モデルを造形したり、硬質・軟質材料を混ぜ合わせて肉や脂肪、骨、皮膚などの機能的にリアルなモデルを造形できます。
術前計画およびトレーニング
患者固有の臓器モデルを3Dプリントすることで、より良い手術計画とトレーニングを行うことができます。これによる手術時間の短縮は患者に対するリスクを最小限に抑えることができ、また手術の質を向上させることができます。
研究および教育
実際の症例で見られた解剖学的構造を3Dプリント技術で複製し、生体力学的標本をつくることで、稀少な病態においても高い再現性と正確性のある研究を可能にします。また、動物実験等を減らし、倫理的配慮の向上や管理コストの削減を実現します。さらには、多様な事例の学習が可能となり、効率的な人材育成に寄与します。
医療機器のV&V(検証と確認)
医療デバイスの開発に必要な検証を3Dプリントしたモデルを用いて行うことができます。開発期間の短縮や低コスト化だけではなく、試験の多様化やそれに伴う製品開発体制の強化や商品力の向上を図ることが可能です。もちろん、通常の3Dプリンター用途として、筐体試作なども行えます。
「J5 Dgital Anatomy」詳細スペック
J5 Dgital Anatomy | |
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造形方式 | PolyJet方式(インクジェット方式) |
積層ピッチ(Z軸) | 0.01875 ㎜ |
モデル材 |
【汎用硬質材料】VeroCyanV・MagentaV・YellowV / VeroUltra™ White・Black・ClearS / VeroBlackPlus / DraftWhite 【軟質材料】ElasticoClear・Black 【生体適合材料】MED610 / MED615RGD™ IV / 生体適合デジタルABS Plus™(MED531とMED515+の混合) 【デジタルアナトミー材料】TissueMatrix / BoneMatrix / RadioMatrix / GelMatrix |
サポート材 | SUP710S / WSS™150(デジタルアナトミー用途にて使用不可) |
造形サイズ | 最大1,174 ㎠ / 最大高190 ㎜ |
搭載マテリアル数 | 12スロット(モデル材5種類×2本、サポート材1種類×2本/1.1㎏カートリッジ) |
本体寸法/重量 | (W)651 × (D)661× (H)1,511 ㎜ / 228 ㎏ |
供給電源 | 100-240VAC, 50 / 60 HZ, 10A, 単相 |
制御ソフトウェア | GrabCAD Print / GrabCAD Print Pro(有償) |
準拠規定 | CE, FCC, EAC |
ショールームのご案内
弊社ショールームにて様々なStratasys社製3Dプリンターの実機を展示しております。
ご興味のある方はお気軽にご連絡お願い致します。
アルテック株式会社 東京テクニカルセンター
3Dプリンタ技術サポート
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